Wasana Kowhakul
所属:
附属工学基盤教育研究センター(ERセンター)
キーワード:
化学物質に関するリスク評価、化学・バイオプロセスの安全性、粉塵爆発、エアバッグガス発生剤
Email:
kowhakul.wasana.5a at kyoto-u.ac.jp
2022年6月~現在:京都大学工学研究科附属工学基盤教育研究センターの講師として採用され、粉塵爆発に関する研究,エアバッグガス発生剤熱安定性に関する研究、安全工学教育教材に関する研究、ガス爆発とリスク評価に関する研究,爆発を利用したエネルギー技術に関する研究など「爆発現象に関する基礎研究及び応用研究」、教育工学に関する研究を進めている。
バイオマスの安全性:
バイオマスは生物資源ですから、環境に対しては安全と考えて良い物質です。しかし、あくまでも可燃性の有機物質ですから、工業生産の現場では安全に取り扱わなくてはいけません。そこで、粉塵爆発を中心とした、バイオマスの安全特性の研究を進めています。
・木粉の粉塵爆発特性、・木粉の凝集特性
計算化学:
コンピュータシミュレーションにより、実験では実証しにくい特殊な環境での反応や、極めて早い反応の解析を行っています。特にラジカル反応であるリグニンの重合反応や、エネルギー物質の熱分解反応を主に解析しています。
・エネルギー物質の熱分解反応
国際コミュニケーション能力の向上:
授業内容に応じて適切な講義やプロジェクト演習を英語によって行い、留学生・海外大学生の履修を促進することで日本人学生と多様な背景の学生とが協働する機会を提供し、同時に日本人学生の英語コミュニケーション能力を養成します。